乱世の時、文人は日記をつけるのが倣いである。古くは藤原定家の『明月記』、新しいところでは永井荷風の『断腸亭日乗』をはじめ『高見順日記』や『伊藤整日記』がある。私は日記が苦手で、これまで1日としてまともに書いたことがない。文人を名乗るのもおこがましいので、2012年9月の近況報告でお茶を濁したいと思う。
エマニュエル・トッドの学説と中国の将来、
そして「9月の日記」のようなもの
2012.10.11(木)
佐川 光晴
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