日本各地では、復興支援のために、三陸の水産物を販売する催しが開かれてきた。釜石や気仙沼、石巻といった三陸の水産都市の知名度は高まった。いま、三陸の水産関係者が期待しているのは、数日間の催しではなく、三陸の水産物を販売する常設の店舗だ。6次産業化を水産業で実現しようとすれば、消費地での常設店が必要だろう。