シリアは先代の大統領から世襲した次男のバシャール・アサド大統領が極めて専制的な統治をしている北朝鮮並みの独裁国家だが、チュニジアやエジプトの「アラブの春」の影響を受け、2011年3月より民主化デモが発生。それを治安部隊が銃弾で弾圧し、すでに6000人近い死者が出ている悲惨な状況になっている。