筆者は、16年半にわたる半導体技術者の経験と、4年半におよぶ社会科学研究の結果から、「日本半導体は、過剰技術で過剰品質を作る病気にかかっている」と診断した。しかし、日本半導体には、そのような病気にかかっているという自覚がない。