米FOMC内では現在、物価見通しについてのリスクバランスで、バーナンキ議長らFRB指導部、サンフランシスコ連銀イエレン総裁らハト派を含む多数派が下振れ(デフレ)方向を警戒する一方、フィラデルフィア連銀プロッサー総裁らタカ派に属する数人の地区連銀総裁が超低金利・大量の流動性供給などを背景に上振れ(インフレ)方向を警戒するという形で、意見が割れているようである