米最大手自動車メーカーが1日、連邦破産法11条を申請した。11条申請をした製造業企業の資産規模としては過去最大という今回の動きは、オバマ政権を含む関係者の事前の動きから十分予想されていたことであり、市場へのサプライズはなかった。米株式市場ではむしろ、大きなイベントを無事通過したことによる安心感が広がり、アジア・欧州の株価がすでに堅調に推移していたこと、発表された米5月のISM製造業景況指数が5カ月連続で上昇したことも手伝って、買いが強まる展開。