城の写真を撮るとき、たとえば天守を撮るとして、天守を見上げて「ほう」と思ったら立ち止まってカメラを構え、ズームリングを回して、ちょうどよくファインダーに収まるようフレーミングして、シャッターを切る・・・こんな撮り方、してませんか? ずばり言いますが、こういう撮り方をしているうちは、城の写真は上達しません。写真が上手い人は、カメラを構える前に、どのくらいの画角で被写体をフレーミングするか、あらかじめ決めているものです。 画角とはレンズごとに写し込める範囲のことで、ザックリ言うと画角はレンズの焦点距離によって決まってきます。「何mm」という数値のことですね。写真の上手い人、カメラを扱い慣れている人