子どものころ、「そんなテレビ番組を見てはいけません」「ゲームをやったらダメって言ってるでしょ」などと注意されたことはないだろうか。そして、そのたびに「確かにテレビやゲームには過激な表現があるけど、それで感化されて暴力的になることなんかない」と反発したのではないだろうか。 子どもの立場からすれば過保護としか言いようがないのだが、親になってみると、不安を抱いてしまう気持ちは理解できる。なるべくなら不適切なコンテンツには触れさせたくないという心境だ。 同じように感じる大人は多いのだろう。その証拠に、さまざまなメディアやデバイス、コンテンツにおいて、年齢制限やペアレンタルコントロールなどのルールや機能