[ロンドン発]中国の人工知能(AI)スタートアップ、Lingyi Wanwuが11月7日に発表した大規模言語モデル(LLM)の「Yi-34B」は約40万字の漢字を含むテキストの入力に対応できるという。世界中で旋風を巻き起こしている米オープンAIの生成AI「Chat(チャット)GPT」が処理できるのは約2万5000単語だ。単純計算すると16分の1だ。 中国のAIスタートアップ、Baichuanの「Baichuan2-192k」は最大35万字の漢字を処理でき、別のAIスタートアップ、Moonshot AIは最大20万字の漢字に対応する「Kimi Chat」を発表している。コンテキストウィンドウの容量