生涯未婚率は上昇し、独身者は「いい出会いがない」と天を仰ぐ。人の絶望に商機あり。 婚活ビジネスの需要は年々増加し、まだまだ伸びしろがあるといわれる。今や独身者の二人に一人が、婚活パーティーやマッチングアプリなどの婚活サービスで恋人を作る時代だ。 関西圏在住のマスオさん(42)は、10年以上前から200回ほどの「街コン」運営の副業をするかたわら、自身も街コンに参加して結婚相手を探すという「二刀流」で婚活に関わってきた。「街コン」は10年ほど前に流行した恋活・婚活パーティの一つだ。賑わいの消えた商店街を活性化するため、男女の出会いの場として地域の飲食店を活用してもらう試みで、全国各地で開催されてい