8月24日から始まった福島第一原発処理水の1次放出が9月11日をもって終了した。韓国政府は関連ブリーフィングで、「(放出期間中)緊急遮断バルブの作動や手動停止など異常状況はなかった。原発付近10キロ以内に14の頂点で採取された試料を分析した結果、三重水素(トリチウム)濃度が放出中断判断基準よりはるかに低い水準であることを確認した」と説明した。 つまり、処理水放出はトラブルなくスムーズに進行され、福島県沿岸でも処理水の放流による深刻な海洋汚染は見られないということだ。であれば、この海水が5年後に到達すると予想される韓国の海も一応「安全だ」と信じてもよさそうだ。 ただ韓国政府が丁寧にそう説明しても