気候変動問題をめぐる動きが世界中で活発化している。ハリケーン、台風、豪雨などの自然災害の激甚化、海面水位の上昇、深刻な干ばつや大規模森林火災の発生などを背景に、各国で温室効果ガスの排出削減に向けたさまざまな取り組みが進められている。 政府、産業分野のみならず、いまは消費者の立場からも、ライフスタイルを見直すことにより二酸化炭素(CO2)の排出量削減を模索する動きが見られている。 CO2の排出にライフスタイルがどのような影響を及ぼすかを知っておくことは、気候変動問題に取り組むうえで重要だ。気候変動問題に関する政府間パネル(IPCC)・第3ワーキンググループ(WG3)が2022年に公表した『第6次
所得や社会的ステータスが高い人ほどCO2排出量が多くなる「納得の理由」
ライフスタイルがCO2排出に及ぼす影響、「性別」「年齢」「食生活」でも差あり
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