ミャンマーの軍事政権が全国的な電力不足を補う策として、原子力発電所の建設を目指している。 もちろんミャンマーには原発建設のノウハウがない。そこで協力に乗り出しているのが、中国とともにミャンマー軍政の後ろ盾となっているロシアである。 きな臭いのは、この構想、表向きは「国内の電力事情の改善」を掲げているのだが、一方で「ミャンマー軍政は限定的・小規模の核兵器開発・保有まで狙っている」との観測もあることだ。もしもそれが現実となれば、世界の軍事バランスを大きく揺るがす事態になりかねない。 報道によると、ミャンマー軍政のゾー・ミン・トゥン国軍報道官は9月末、今後数年間で小規模の原発開発を目指すプロジェクト
ミャンマー軍政がロシア協力のもと原発建設計画、核兵器転用懸念も浮上
慢性的電力不足解消の切り札だが、キナ臭すぎる原発建設構想
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