還暦を迎えた年、恭平は一念発起してトライアスロン大会に初挑戦した。と言っても選手としてではなく大会実行委員長としての挑戦だったが、トライアスロン大会の開催を通じての新たな出会いは、予期せぬ感動と勇気を与えてくれた。