クレジットカード情報漏えいによる不正利用は後を絶たず、2015年の被害額は120億円。12年からの3年間で1.8倍に増加した*。経済産業省は昨年12月、「割賦販売法」を改正してカード情報の適切な管理を義務付けた。対象となる加盟店は施行までにカード情報の「非保持化」またはPCI DSS(クレジット業界の国際セキュリティ基準)に準拠することが求められる。ただ、理解不足などによる戸惑いも大きく、対応のペースは上がらない。18年施行予定の「改正割賦販売法」の対策について、決済代行サービスを提供する株式会社ペイジェントに聞いた。 *出処:一般社団法人日本クレジット協会「クレジットカード不正使用被害の集計