フランシスコ・ザビエルが「日本に西洋の高等教育機関を」と構想したことに端を発し、イエズス会が1913年に設立した上智大学は、設立当初から外国語教育に力を入れ、多様な学生、教職員でキャンパスを構成している元祖・国際派の大学だ。1986年開設の比較文化学部(現・国際教養学部)は、「日本にいながら英語で学位が取得できる大学」として大きな注目を集め、海外志向の強い若者はこぞって上智を目指した。ところが、日本社会のグローバル化が進み、今や、どこの大学のパンフレットを開いても、必ずと言っていいほど「グローバル人材の育成」「国際的なコミュニケーション能力アップ」などの文言が掲げられている。近年も各地の大学で
総合グローバル学部開設に見る、上智大のグローバル人材育成の「本気」
グローバルとローカルの双方向の視点を持ったリーダーを養成
2014.7.3(木)
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