日本では報道されなかったがアジア歴訪でのハイライトの一つは、マレーシアの首都・クアラルンプールのマラヤ大学で開催された「東南アジア諸国連合10カ国の若きリーダーたちとの対話集会」だった。これまでのアジア外遊の中でも今回のマラヤ大学の対話集会は、アセアン諸国の若き指導者たち約400人を集結させるという、「アジア回帰を見据えた中での重要な会議の1つ」(米政府筋)と位置づけられていた。