55年体制は、経済が順風満帆で、政治家がどんな舵取りをしても誰もが豊かになった時代だった。圧倒的多数の与党が野党の要求を聞いて国民に富を分配するだけで政治は務まった。しかし今その時代に戻ることは、風のない海で航海をするに等しい。全員の意見がまとまるまで何もしない安倍政権は、風の吹くのを待っている船長のようなものだ。
「超55年体制」に回帰する政治
何が政治の「失われた20年」をもたらしたのか
2013.7.18(木)
池田 信夫
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