前回は、ドイツのNGOからアルバニアに配属されている我が娘が、セルビアとコソボの国境で、真夜中に1人だけバスから放り出されてしまったところまで書いた。コソボのスタンプのあるパスポートを持っていたがため、セルビアへの入国を拒否されたのである。さて、辺りは右も左も真っ暗闇、家もなければ、人もいない。