韓国の財閥オーナーは絶大な権限を握っている。大型投資、役員人事、M&A(企業の合併・買収)・・・。オーナー会長の素早い意思決定が韓国の財閥の強さの源泉の1つであることは間違いない。だが、オーナー会長の持ち株比率が実は1%にも満たない。サムスングループの李健熙(イ・ゴンヒ)会長(70)の持ち株比率は0.52%だという。