この中国側の批判のポイントを1点だけ上げるならば、「中台の軍事バランス」であり、報告書の力点もそこにある。また中国の軍事力強化も「台湾」に依然として焦点を合わせていることが分かる。だからこそ、中台の軍事バランスが失われているという報告書の指摘に強く反発せざるをえなかったと理解できるのである。
台湾向け「F-16戦闘機」供与は今度こそ復活するか?
「弱腰」オバマ政権に米国議会が圧力
2012.7.2(月)
阿部 純一
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