ロシア・ウクライナ戦争が3年目に入って1カ月が経過した。 ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は3月11日、フランスの放送局BFMTVに対し、「前線の状況は過去数か月間よりも良くなっている」と述べた。 また、ウクライナ軍総司令官オレクサンドル・シルスキー大将も3月21日、ウクライナ東部の「情勢を安定させることに成功した」と述べている。 つまり、2月17日にアウディイウカを失ったものの、ウクライナ軍に待望の砲弾が届き始めていて、ロシア軍の攻撃を各所において撃退している。戦争は引き続き膠着状態にある。 本稿においては、この戦争の今後の見通しについて、実際にウクライナを何回も訪問して第一線
戦争は日々進化する:ウクライナを悩ますロシア軍の新戦法と対応策
敵の弱点攻める兵器開発と戦術、ウクライナは2024年に何をすべきか
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