Timetable タイムテーブル

• 9:30~10:00

  基調講演日本企業に求められるDXとバックオフィスの役割

  プロフィール ▶

  

  柳川 範之氏

  東京大学　大学院経済学研究科
  教授

  中学卒業後、父親の海外勤務の都合でブラジルで高校にいかず独学。大検を受けたのち慶應大学通信教育課程入学。同課程卒業後、1993年東大大学院博士課程修了。経済学博士（東京大学）。慶大専任講師、東大助教授等を経て、2011年より現職。新しい資本主義実現会議有識者構成員、経済財政諮問会議民間議員等。『Unlearn（アンラーン） 人生100年時代の新しい「学び」』日経BP社、『東大教授が教える独学勉強法』草思社等。

  柳川 範之氏

  東京大学　大学院経済学研究科
  教授

  日本企業に求められる、これからのDXというのはどのようなものなのか、現状、なかなかDXが進まないと言われる日本企業の課題はどこにあるのか、その中でDXを推進するうえでのバックオフィスの役割を考えます。また、バックオフィス自体のDXはどうあるべきかについても考えます。

• 10:05~10:25

  セッションⅠ～急ピッチでの法令対応でバックオフィス緊迫！～
  弊社経理部長から対応ポイントをご紹介

  

  松岡 俊氏

  株式会社マネーフォワード
  執行役員 経理本部 本部長

  電子帳簿保存法やインボイス制度の施行までもうまもなくです。急ピッチでの法令対応をしたため、システムに実運用が合わず余計な工数が生まれている、従業員への周知がうまく行かないなど新たなお悩みが生まれていませんか？法令対応のみならず業務効率化も実現した弊社事例について、経理本部長自らポイントを説明します。

• 10:30~10:50

  セッションⅡインボイス制度対応フロー再点検の「すすめ」
  業務効率化の成否を分ける適格請求書受領

  

  對馬 睦氏

  Sansan株式会社
  Bill One事業部 マーケティング部

  今年10月に開始予定のインボイス制度に向けて、すでに対応を検討している企業も多いのではないでしょうか。そこで、適格請求書の発行と受領に焦点を当て、担当者が見落としがちな業務についてお話しします。また、インボイス管理サービス「Bill One」を用いてどのように対応し、業務効率化を実現できるかご紹介します。

• 10:55~11:15

  セッションⅢ支出管理ペーパーレス化で真の経理DXを実現
  〜インボイス制度・電子帳簿保存法対応のその先を見据えて〜

  

  細貝 美佑氏

  株式会社TOKIUM
  ビジネス本部 マーケティング部

  電子帳簿保存法では領収書・請求書だけでなく、納品書や契約書の対応も必須です。また、インボイス制度においても複数書類で要件を満たす場合には請求書と納品書などを紐づけて管理する必要がございます。今後、ただ目前の法対応をするのではなく経理にまつわるこれらの紙作業の効率化をしていくことが経理DXへの一歩だといえます。本講演では、法対応工数削減方法だけでなく支出管理ペーパーレス化の最適解についてご紹介します。

• 11:20~11:50

  特別講演Ⅰ伊勢の老舗食堂ゑびやの事例
  〜老舗企業がどうDXを実現し変革をなしとげたのか〜

  プロフィール ▶

  

  小田島 春樹氏

  有限会社ゑびや／株式会社EBILAB
  代表取締役社長

  1985年、北海道生まれ。大学卒業後、ソフトバンクグループ株式会社入社。2012年、妻の実家が営む「ゑびや」に入社し、店長、専務を経て2012年に妻家業の食堂ゑびやを継承し、代表取締役社長に就任。2018年、第二創業でデータ分析事業のEBILABを創業、啓蒙、教育活動を通じてサービス業へのデータ分析、テクノロジー活用の拡大を目指す。同社の代表取締役CEO。2018年〜2022年 Microsoft MVP （AI部門）連続受賞。2020年第3回日本サービス大賞「地方創生大臣賞」受賞。2019年グレートカンパニーアワード2019「ユニークビジネスモデル賞」受賞など他多数受賞。

  小田島 春樹氏

  有限会社ゑびや／株式会社EBILAB
  代表取締役社長

  伊勢の老舗食堂『ゑびや』はほんの数年前はそろばんを弾いて経営する昔ながらの食堂でした。それが数年前にデジタルシフトに成功し、今や様々なメディアに取り上げられています。その経験をもとに日本中の悩めるサービス業のデジタルシフト支援を手がける老舗食堂発スタートアップEBILAB（エビラボ）を立ち上げました。どのようなステップで必要な技術を取り入れチーム組成をしDXを軸に“データをもとに考える経営”を成し遂げたのか、従業員を増やさず劇的に売上を増加させた実現した背景と、実際に取り組んでいるデータ活用術とDXについてご説明します。

11:55~13:00 break time

• 13:00~13:30

  特別講演ⅡバックオフィスのDXのポイント

  プロフィール ▶

  

  岩本 隆氏

  慶應義塾大学
  大学院政策・メディア研究科　特任教授

  東京大学工学部金属工学科卒業。カリフォルニア大学ロサンゼルス校（UCLA）大学院工学・応用科学研究科材料学・材料工学専攻Ph.D.。日本モトローラ（株）、日本ルーセント・テクノロジー（株）、ノキア・ジャパン（株）、（株）ドリームインキュベータを経て、2012年6月より2022年3月まで慶應義塾大学大学院経営管理研究科特任教授、2018年9月より2023年3月まで山形大学学術研究院産学連携教授、2022年12月より慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科特任教授。

  岩本 隆氏

  慶應義塾大学
  大学院政策・メディア研究科　特任教授

  日本企業のバックオフィスのDXは、海外企業に比べて大きく遅れていましたが、コロナ禍をきっかけに進展し始めました。本講演では、「ニューノーマルな働き方協創コミュニティ」におけるニューノーマルな働き方についての研究成果やバックオフィスのDXの先進事例などから、日本企業がバックオフィスのDXを進める上でのポイントについてお話しします。

• 13:35~13:55

  セッションⅣ電帳法×経費精算DXの成功例！
  ～最新の経費精算DX事例をご紹介～

  

  細野 哲哉氏

  NTTコミュニケーションズ株式会社
  コミュニケーション&アプリケーションサービス部

  2023年12月末に対応が求められる電子帳簿保存法。ですが、私達は電子帳簿保存法に対応するだけでは経費精算の課題は解決出来ないと考えています。経費精算におけるDXを実現し、電子帳簿保存法に対応するだけでなく経理担当や社員の課題を解決した最新のサクセスストーリーをご紹介します。合言葉は「立替レス、キャッシュレス、ペーパーレス」です。

• 14:00~14:20

  セッションⅤついに到来！インボイス制度＆電子帳簿保存法
  バックオフィス業務の変革が求められる2023年の乗り切り方

  

  浦川 貴成氏

  ピー・シー・エー株式会社
  事業戦略部 プロダクトマーケティングセンター

  2023年10月にはインボイス制度が開始し、2023年12月末には電子帳簿保存法の電子取引の宥恕措置が終了します。そのため、これまでのバックオフィス業務の実務を変えなくてはならない見通しとなります。当セミナーでは制度の概要をご説明しながら、2022年12月に発表された税制改正大綱の内容も踏まえて最新情報をご案内させていただきます。また、制度に対応した証憑電子保管サービス『PCA Hub eDOC』のご紹介も行いますので、是非ご参加をお願いいたします。

• 14:25~14:55

  特別講演Ⅲ海外情勢と日本の現状

  プロフィール ▶

  

  モーリー・ロバートソン氏

  ジャーナリスト

  広島をはじめ、日米双方の教育を受け富山県高岡高校卒業したのち、1981年に東京大学とハーバード大学に同時合格。東京大学を1学期で退学し、ハーバード大学に入学し、電子音楽とアニメーションを専攻。1984年、在学中に自叙伝『よくひとりぼっちだった』を文藝春秋社から刊行、5万部を超えるベスト・セラーとなった。現在、テレビ・ラジオ・ドラマ・音楽活動など幅広い分野において活躍中。

  モーリー・ロバートソン氏

  ジャーナリスト

  国際情勢は日々変動をし続けています。海外の最新のニュースをお伝えするとともに、これからの日本はどのような状況におかれていくのか語ります。「グローバルスタンダード」という考え方がありますが、それはどのようなものなのか、どのような考え方が必要なのか、分かりやすく解説します。