富士通からの提案成功するタブレット導入術

こちらの自治体では、ノートパソコンのリース終了にともない、ノートパソコンだけでなく、他のパソコンやタブレットも含め、最適な端末の導入を検討中のようだ。しかし、既存のシステムを今まで通り利用するのであれば、やはりノートパソコンを導入すべきなのだろうかと悩む担当者。富士通はどのような提案をするのか？！

ICT推進の観点もあり、ノートパソコンに限らず検討をしているのですが、既存システムが利用可能なこと、今まで通りスムーズに業務を行えることが重要になります。
現在お使いのパソコンは、Windowsで、15.6型のワイド液晶、Microsoft Officeがプリインストールされているノートパソコンですよね？
【担当者】その通りです。既存の庁内システムも半年後にはWindows 8に対応完了の予定です。
【営業】承知いたしました。ノートパソコンにこだわらないということでしたら、タブレットもご検討されてみてはいかがでしょうか。
【担当者】しかし、パソコンに比べて、タブレットの文字入力は面倒ではないですか？
【営業】スリムキーボードに接続するか、自席のクレードル経由でキーボードを接続すれば、パソコンと同じ入力環境が構築できます。テンキーの付いたキーボードに接続すれば、テンキーのないノートパソコンより作業効率が良くなるのではないでしょうか。
【担当者】マウスも接続可能でしょうか？
【営業】USB対応マウス、Bluetooth対応のマウスも接続可能です。
【担当者】しかし、タブレットは画面が小さいですよね。小さくて、軽くて、持ち運びには便利でしょうが、デスクで資料作成をする場合、画面が小さくて、作業効率が落ちるのではと心配しています。
【営業】クレードルにモニタ出力端子も付いています。大型モニタに接続すれば、ノートパソコンのモニタより作業効率のアップも期待できます。
【担当者】有線LANポートは付いていますか？
【営業】はい、専用クレードルには、有線LANポートはもちろんのこと、USBやHDMI等、豊富なインターフェースを搭載しています。
【担当者】DVDドライブは、USB対応の外部ドライブでいけますね。
【営業】はい。キーボード、マウス、外部モニタ、DVDドライブをクレードルに接続したままで、会議の時はタブレット端末だけを取り外して会議に出席できます。自席では外部モニタを使って、会議では軽くて持ち運びが楽なタブレットを持参します。あらかじめ会議出席者が会議資料をタブレットにダウンロードしておけば、ペーパーレス会議が実現可能です。
【担当者】なるほど、ペーパーレスですか！大人数の会議資料を、A4、A3の紙に分けてホッチキスでまとめたり、修正を印刷しなおして、ホッチキスを外して、またまとめたり・・という作業を無くせると良いですね。エコですし、コストも削減できます。配布資料を用意するコストと時間を削って、その分、より良い市民サービスを目指したいと思っております。
【営業】市民の方からの支持も得られそうですね。
【担当者】ところで、周辺機器でパソコン同様の環境を整えることはできても、ノートパソコンより処理能力で劣るのでは？
【営業】例えば、Intel Core i5プロセッサー搭載のタブレットがございます。これなら、現在ご使用のノートパソコンよりも処理スピードが早くなる程に、快適に業務アプリを使うことができます。タブレット使用時は省電力のノーマルモード、専用クレードルに接続時はCPUフル稼働のターボモードになり、CPUの処理性能を最大限利用することができます。
【担当者】パソコンとパワーが同等のタブレットがあると。ポイントとしては、今までと同じように仕事ができるか、です。
【営業】既存システムもWindows 8に対応ということですので、Windowsタブレットなら問題ありません。弊社なら業務システムを扱う開発チームもおりますし、タブレットの操作に関しては専門のヘルプデスク対応も可能です。
【担当者】あとはセキュリティの問題が心配ですが、どのような機能がありますか？それと、端末の更新期間が法令で4年なのですが、ふつう保証期間は3年ですよね？
【営業】ご安心ください。標準で指紋センサーを搭載しておりますし、手のひら静脈センサー搭載モデルもご用意しています。また、カスタマイズでスマートカードやNFCといったオプションを選択頂くこともできます。保証期間は3年のところも多いのですが、弊社は5年です。バッテリーなど劣化する部品も、もちろん心配ありません。弊社の工場でお客様の業務環境に合わせたOSやアプリケーションをプリインストールして出荷するなどのカスタムメイド対応も可能です。調子の悪くなった端末は送り返していただくだけ、というサポート体制もございます。端末のみのご購入だけでも弊社ならではのメリットがあります。
【担当者】なるほど･･･。ノートパソコンと同じ使い勝手で、より便利になるのであれば、タブレットも良さそうだな！

こちらの銀行では、客先ですぐに取引履歴や各種金融商品の運用状況を参照したり、最適な商品を紹介したりと、提案強化のためにタブレットを検討中のようだ。しかし、盗難や紛失などセキュリティの問題で、タブレット導入に待ったがかかっている。富士通はどのような提案をするのか？！

お客様への提案力強化のため、タブレットを外回りの時に持ち歩きたいのですが、紛失したら大変だ、盗難に遭ったら大変だ、顧客情報を盗まれたらどうする、行内システムに不正アクセスされたらどうする、とセキュリティの問題で、タブレット導入に待ったがかかっているんですよ。
安全に渉外行員が行内システムにアクセスできたら、必要な情報や書類がない時でもわざわざオフィスに戻らなくてよいし、タイムリーな提案もできるし、もっと多くのお客様を訪問できると思ったのですが。
おっしゃる通りです。タブレット端末の導入で、営業力強化、業務効率化、コミュニケーションの高度化が実現できます。
【担当者】でも、うちはセキュリティの問題がクリアされない限り、導入は厳しいからね。
【営業】お任せください。セキュリティについて弊社なら万全のソリューションを提供できます。まず、タブレット端末の利用者認証ですが、ID・パスワード認証はもちろん、スマートカードやNFCを使ったカード認証、さらには、指紋や手のひら静脈などの生体認証などがございます。
【担当者】手のひら静脈認証？
【営業】はい。あらかじめ利用者の手のひら静脈をデータ登録して、登録された方のみが端末を利用できる認証方式です。非常に高精度で利用者の認証が可能です。
【担当者】でも、本人であっても認証エラーが何回も起きるなんていうことはありませんか？
【営業】ご安心ください。登録者以外に認証を与えない精度が高い一方、登録者の認証はスムーズで、内蔵センサーに手のひらをかざすだけで、すぐにタブレットを利用できます。今、ここで、実際にお見せいたします。
手のひら静脈認証の詳細についてはこちら
【担当者】おっ、すごい！速いですね！
【営業】ありがとうございます。手のひら静脈認証センサー内蔵タブレットは世界初で、弊社が独自に開発・実装しました。これで、パスワード入力時に盗み見されるリスクがなくなりますし、ソフトキーボードで入力する面倒臭さもありません。
【担当者】不正アクセスの心配は全くないのでしょうか。
【営業】ネットワークへのアクセスについても、安心かつ安全にタブレット端末から閉域回線で御行のネットワークへ接続するサービスを富士通でご提供しています。弊社が配布した端末のIDとSIM番号で認証を行っているため、SIM差し替えによる成りすましを抑止します。さらに、弊社認証センターと行内システム間も弊社専用線ネットワークで接続し、悪意のある他者からの侵入も防止します。
【担当者】なるほど。でも、行内システムのデータを端末にダウンロードして利用するのは危険ではありませんか？
【営業】シンクライアント技術を使い、タブレット端末にデータを残さず、行内システムのデータを参照、編集することができます。万が一、タブレット端末を紛失した場合、あるいは盗まれた場合でも端末にお客さまの口座残高や住所等の情報が残っていないので、安心です。
【担当者】タブレットにデータを残さず行内データを見ることもできるし、変更もできると。なるほど。
【営業】モバイル端末の管理を御行に代わって弊社が請け負うサービスもご利用になれます。紛失、盗難は一大事ですが、管理者のパソコンからの遠隔操作により、速やかにHDDデータの消去を行うこともできます。
【担当者】もし端末がシャットダウンしていたら、消去は無理でしょう。
【営業】端末がシャットダウンしていても消去は可能です。弊社のリモートデータ消去ソリューション「CLEARSURE（クリアシュア）」を利用すれば、お客様から消去指示のご連絡を頂きましたら、端末内の専用モジュールが端末を起動しデータを消去します。無事消去されたかの結果とともに、端末の現在地を管理者にお伝えします。
【担当者】それでは検討したいのですが、導入は面倒ではないですか？
【営業】ご説明したような要素技術をあらかじめ準備しておりますので、導入は難しくありません。もちろん、お客様のご要望に応じた個別機能の開発も可能です。ご希望を伺い、それに沿ったご提案を作るコンサルティングチームもおり、ご予算に応じたソリューションを提供できます。
【担当者】それは嬉しい！では、具体的に話を進めていきましょう。

こちらの企業では、建設現場で使用する足場材を貸し出す業務をおこなっている。足場材が戻ったときの「検収業務」を効率化し、資材の在庫状況に反映させたいという担当者。富士通はどのような提案をするのか？！

ある建設現場での使用が終わった足場材が、次の現場でそのまま使えるか、修理が必要か、検収作業員がチェックします。その際、現在は検収作業員が伝票に手書きで資材情報を記入し、修理が必要ならばその状態をデジカメで撮影します。その後、伝票やデジカメ画像をシステムへ入力する作業を、オフィス事務員が再度おこなっています。
その伝票記入のところでタブレットは使えます。写真も撮影できますし、データはその場で御社のサーバーに送信されますから、かなりの業務改善になるはずです。
【担当者】いや、外や倉庫での作業ですからね。雨も降りますし、建築資材を扱っているので、砂埃も泥も付きますし。タブレットといってもパソコンのような精密機械ですよね？　すぐに壊れてしまわないでしょうか？
【営業】安心ください。防水、防塵、耐薬品設計のタブレットがあります。例えば、自動車保険の調査員が雨の日に交通事故の現場をタブレットで撮影したり、事故内容をタッチペンで記録する、といった光景も珍しくありません。
【担当者】雨の日に資材を撮影しても大丈夫ということですか！？
【営業】その通り、全く問題ございません！　建築現場でもタブレットを使用するケースが増えていますよ。
【担当者】現場ではいろいろと動いたりしますが、落としたりしませんか？
【営業】タブレットにハンドストラップを付けることで、片手でも持ちやすくなります。ショルダーストラップを付ければ、両手がふさがっていても大丈夫です。現場のご要望にぴったりの仕様にカスタムメイドでご提供します。
【担当者】でも、やっぱり落とすことはありますから。
【営業】MIL規格という米軍が必要とする様々な物資の調達に使われる規格の耐環境性試験に合格しており、その中で落下試験なども実施しています。また、液晶パネルにも傷や衝撃に強い高強度ガラスを採用しています。頑丈タブレットなので、ご安心ください。
【担当者】タブレットを清潔に使用したいのですが、大丈夫でしょうか？
【営業】医療現場でもタブレットは浸透しておりまして、レントゲン、MRIの写真をタブレットに表示させて、タッチペンで患者に説明するなど、広く使われています。耐薬品設計なので、アルコール消毒も可能です。
【担当者】薬品にも強いのはすごいですね。あとは音ですね、現場は決して静かな場所ではない。カシャっという撮影音が聞こえないんですよ。
【営業】撮影できたら、画面に大きく赤い丸印を表示させるようにカスタマイズすることも可能です。そうすれば、撮影できたかどうか確認できますよ。
【担当者】それは便利ですね。ちなみにバッテリーの持ちはどうなんでしょうか。倉庫以外で使うのにもいいかもしれない。丸1日、現場を回る、という場合は？
【営業】タブレットは省電力設計なので、長時間使用も可能です。起動も速いですし、ノートパソコンより軽いし、外でストレスなく使っていただけます。
【担当者】あと気になるのは既存システムとの互換性です。パソコンはこれまではWindows XPを使ってきて、Windows 7に切り替えたのですが。
【営業】互換性の高いWindowsタブレットをご提案できます。
【担当者】防水、防塵、電池の持ちもオッケー、Windows、現場仕様か。良いじゃないですか！