まず多くの人が疑問に思ったのが、元気に全人代の開幕式を仕切っていた趙楽際・全人代常務委員長が10日の政協会議閉幕式、全人代主席団第三回会議、そして11日の全人代閉幕式を欠席したことだった。そしてその欠席理由が「呼吸器感染」と発表されたことだ。これには国内外のチャイナウォッチャーたちが大いなる違和感を持った。 共産党と政府の施設が集まる中南海の中枢にいる現役の最高指導部メンバーが病気にかかること自体、非常に珍しい。中南海はあらゆる意味で完璧に防護された空間だ。健康状態も主治医が責任をもってケアしてくれる。 そして病気にかかったことを、すぐに公開したことも異例中の異例。なぜなら共産党独裁において、
中国を蝕む「中共ウイルス」…全人代を最高幹部が異例の欠席、官僚の相次ぐ病死…人口減少をめぐり広がる憶測
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