ジェンダー平等が叫ばれ、男女の賃金格差など女性蔑視を差別と認識する21世紀、このような日常が想像できるだろうか。 ある「先進国」に生まれた少女は、小学5年生から中学3年生までの間に、子沢山の「大家族」を育むことこそが祖国の在り方であると徹底的に教育される。18歳という多感な年齢になると、少女は子供を産むことを考えるよう指導される。国から生殖能力検査を受けるように促され、能力が低いと判断されれば卵子凍結を行うことも勧められる。国は、1家族に7人以上の子供が望ましいと奨励し、10人以上子供を産んだ女性は「英雄」とされる。それを成し遂げた家族には、多額の報酬も与えられる――。 これは第2次世界大戦の
プーチンの狙いは兵士の増産?ロシア版「産めよ、増やせよ」、ウクライナの子供を連れ去り「ミニ兵士」にも
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