ドナルド・トランプにとって、7度目の幸運というわけにはいかないようだ。これまで6度の破産はすべて政界入りする前のもので、その時期によって大きく2つに分けられる。 1つ目のグループは、1990年代の初めにアトランティックシティでのカジノ経営で手を広げすぎた時のもの。 2つ目のグループは、2008年の世界金融危機の前後にいろいろな不動産に手を出しすぎて失敗した時のものだった。 トランプは毎回、米連邦破産法11条(チャプター・イレブン)のおかげで苦境を抜け出してきた。 その後は主に自身のブランド名のライセンス供与で稼いだ。 だが、民事訴訟で控訴するのに必要なニューヨーク州地裁への4億5400万ドルの
ドナルド・トランプに誰もカネを貸さないワケ、大統領候補の資金難は本人だけでなく米国にとっても頭痛の種
2024.3.26(火)
Financial Times
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