経済産業省が30日に発表した2月の鉱工業生産速報で、生産指数は前月比▲9.4%。5カ月連続の低下だが、マイナス幅は前月の▲10.2%を下回った。また、製造工業生産予測指数は、3月が前月比+2.9%、4月が同+3.1%と、ともにプラスの数字。過剰在庫をなくすための急激な減産がそろそろ一巡しつつあるのではないかという見方を強める数字の並びである。