旧ジャニーズ事務所の創業者、ジャニー喜多川氏の性加害を筆頭に、宝塚歌劇団の劇団員のいじめ・パワハラ自殺疑惑、日本大学アメフト部の違法薬物問題、ホストクラブの高額請求問題、ビッグモーターによる保険金の不正請求、回転寿司チェーンでの醤油ペロペロ動画など、今年も様々な事件やスキャンダルが相次いだ。 その中でも、特に目立ったのはジャニー喜多川氏をはじめとした著名人の“シモ”のネタ。色恋の話は加害と被害の立証が難しい面もあるが、戦後の日本社会が形作ってきた男性中心の社会や「権威」と考えられてきたものが崩れ始めたということなのだろう。開いてしまったパンドラの箱。来年も驚くようなスキャンダルが出てくるのは間