「私がやっていることは、誰のためにも、誰の役にもたっていない『新規事業開発ごっこ』。まさにクソどうでもいい仕事です」 そう早口でまくし立てるのは、自動車部品を製造する創業50年以上の東証プライム企業に勤めるエンジニアのA子さん(30代後半)。 A子さんが所属するのは「新規事業開発部」。「新規の事業を開発」だなんて、キラキラしたエリート集団ぽい。めちゃくちゃ世のため人のために働いていそうですが。「とんでもない!ハッキリ言って、ただの寄せ集め集団ですよ。意識は高いのに、モチベーションは最低ランク。というのも、ウチのクっソな企業体質のせいで、そういう集団になり下がっているのです」 A子さんは新規事業を
「新規事業開発部」という名の迷宮、なぜブルシット・ジョブが生まれるのか?
【クソどうでもいい仕事図鑑】リリースのメドも立っていない新規事業の展示会
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