2022年3月に、朝日新聞が「プーチン氏『たまたま口に入ったハエのように、裏切り者吐き出せる』」というタイトルで記事を出していますが、このように言葉尻だけをとらえてプーチンの印象を語るのは、あまり生産的だとは思えない。前後の関係をもっと考慮しながらプーチンの言葉を議論すべきです。 これは、今回の本にも含みましたが、ウクライナ戦争が始まってしばらくしたタイミングで「ウクライナとロシアの歴史的一体性」に関する論文をプーチンが出しています。この内容は、プーチンの論理を理解する上では重要なものですが、まとまった翻訳が発表されるまでには、だいぶ時間がかかりました。 つまみ食いのように、いろんなコメントが