「いよいよ出漁します」。はずんだ声で、宮城県石巻市にある鈴木漁業の鈴木廣志さんが電話をかけてきた。鈴木さんは沖合底引き網船「龍神丸」の船主で、宮城県の沖合底引き網漁協の組合長でもある。東日本大震災では、津波で事務所を失ったものの、船は沖に出て無事だった。組合の13隻も難を逃れ、出漁のサインを待っていたのだ。
農業、漁業の垣根をなくして「垂直的」復興を
復興構想会議で「地域復興公社」の設立を提言
2011.5.16(月)
高成田 享
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