私は京都でお寺の住職を務めている。京都のお盆は、お坊さんが檀家さん宅を回って、仏壇供養する「棚経(たなぎょう)」で幕が開き、そして今宵(8月16日)の「五山の送り火」で幕を閉じる。 うちの寺の場合、棚経は朝6時台から日暮れまで。早朝の訪問を受け入れる檀家さんにとっては、えらい迷惑かもしれないが、毎年恒例のことなので、お互い慣れっこである。 しかし、こうも暑くては、お盆はもはや「坊さん殺し」と言わざるを得ない。シースルーのような夏用の法衣も、多くはナイロン製であり、真っ黒なので太陽熱を吸収してかなり暑い。私の場合、近年はエアコンの効いた自動車で檀家さんを回らせていただいている。 ところで、東京の