7月1日、山梨県側の「吉田ルート」で富士山の山開きを迎え、夏山シーズンが本格的に始まった(静岡県側の山開きは7月10日)。 その富士山には初日から多くの登山客が押しかけ、山頂近くの山小屋はすでに予約で満室状態だという。コロナ明けで日本人だけでなく外国人も殺到し、オーバーツーリズムが懸念されるような状況だ。 ほとんどの登山者は富士山登山に備えた服装、装備で臨んでいるが、相変わらず軽装で観光気分のハイカーもいる。サンダルやタンクトップ姿の外国人も。天候が急変する山の怖さを知らない人々だ。 山開きの翌日には、早くも遭難情報が伝えられた。千葉県の夫婦が吉田ルートを下山中に登山道を間違えて須走ルートに入
本格的な夏山シーズン到来、今年の山岳遭難で若年層が急増している「異変」
長野県では24.5%から36.2%に大幅アップ、忘れてはいけないリスクマネジメント
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