台湾有事の可能性が取りざたされる昨今、多くの台湾人が多かれ少なかれ、今後の国際情勢の変化による身の危険を案じたりしているが、最も影響を受けるのは国防の現場に立つ兵士たちである。 台湾当局は昨年末、18歳以上の男子に義務づけている兵役の期間を、これまでの4カ月間から、2024年1月以降は1年間に延長することを決め、議論を呼んだ。 兵役期間延長が適用されるのは2005年1月1日以降に生まれた男子となるが、当事者たちはどう考えているのだろうか、という疑問が生まれた。 2005年生まれはちょうど高校3年生か早生まれで大学に入学した若者となる。以前、馬祖列島(中華民国が領有する対中国最前線の島)の学校の
台湾の大学生100人に聞いた兵役義務に関する認識、男女間で明らかな差
「兵役期間の延長で何か変わるか」「兵役は有意義か」「女性も訓練を受けるべきか」
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