業界を問わず、人手不足の対策が喫緊の課題となっているが、とりわけホテル業界は深刻だ。帝国データバンク調べ「人手不足に対する企業の動向調査」(2023年4月)によれば、旅館・ホテルの人手不足割合は6カ月連続(月次ベース)で業種別トップとなった。新型コロナが収束に向かい、訪日外国人旅行者数も回復傾向にある中で、みすみすビジネスチャンスを逃す要因にもなりかねない人手不足問題。果たして現場の状況はどうなっているのか──。ホテル評論家の瀧澤信秋氏がレポートする。(JBress編集部) 長崎市にあるビジネスホテルの会議室には重い空気が流れていた。コロナ収束フェーズのムードとともに売り上げは回復してきたもの