2023年5月初め、日本のゴールデンウィークとほぼ同じ時期に、中国も労働節休暇(メーデー休暇)という5連休でした。新型コロナウイルスの流行が収まったあとの本格的な長期休暇であったため、ものすごい数の人々が旅行に出かけました。筆者は中国で8年間生活してきましたが、私から見てもすさまじい盛り上がりを感じました。 高速鉄道をはじめとする交通機関はパンク寸前まで稼働しており、ホテルや民宿はオフシーズンの2倍から3倍の価格でも予約がほぼ埋まっている状況でした。 上海で最大の乗降客数がある虹橋高速鉄道駅では、列車の切符がすべて売り切れました。 中国のレジャー産業の振興管理を担う省庁「文化和旅游部」によると
旅行者数が回復した中国、「激安突貫旅行」ブームの裏で「コピー観光地」問題
飲食店で眠って移動に次ぐ移動、安い旅行を指向する若者たちが増加
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