ジョー・バイデン米大統領が広島で開かれる先進7カ国首脳会議(G7サミット)に出席するため、5月18日広島入りする。 同日には地元選出で議長役の岸田文雄首相と首脳会談し、19日から21日に開催されるG7に向けての最終調整を行う。 G7では、ウクライナ侵攻を続けるロシアや、覇権主義的な動きを強める中国への対応に加え、被爆地から「核兵器のない世界」実現に向けたメッセージを打ち出す。 その意味で今回のG7は内憂外患のバイデン氏にとっても正念場だ。 今や最も信頼できる同盟国・日本で、しかもかつての敵国・米国が原爆を投下した広島で開かれるG7とあって米国民にとっては複雑な思いが交錯している。 その辺の空気