2000年から導入され、2013年には最終的に廃止された「ゆとり教育」。 これが成功したと言う人は、いま地上にほとんどいないと思います。 いや、かつて私の身近に一人「ゆとりは成功」を連呼する人がいました。高校・大学学部学科から職場までの先輩で、プロジェクトなどでもお世話したことのある、有馬朗人という人です。 彼がこのゆとり教育の“主犯格”と言ってよい人物で、2020年に亡くなりました。 いま「ゆとり」の時代を振り返ると、2000年から2013年にかけてというのはIT革命が終わり、一通りネットワークが普及してから「Google CAT」でブレークした第2次AIブーム開始までの時期であったことが分