5月19日からの3日間、広島で開催される主要先進7か国首脳会議(G7サミット)。開催地は原則持ち回りとなっているため、日本での開催は7年ぶりとなります。 その重要議題の一つが、環境問題。二酸化炭素の排出等による環境破壊の影響で急激に進行している地球温暖化への歯止めなど、もう随分前から議論されている問題の解決へは、未だ有効策を打ち出すには至っていないのが、悲しいかな現状です。 そもそも、この環境破壊・汚染の問題は、世界的に近代化が進んだ19世紀終わり頃から顕在化し、“公害問題”として様々な人的・物的被害も出してきました。特に1970年代に入ってからは、世界の至る所で深刻化。それに対して、多くの人