「突然の河村(名古屋)市長の発言でしたが、事前に話はありましたか」との問いに、独立行政法人水資源機構の中部支社の末松義康・事業部次長は「なかったです」。報道で知ったのかとの問いにも「はい」と率直な答えが返ってきた。 河村たかし市長の突然の発言とは、2010年から凍結されていた「木曽川水系連絡導水路事業(以後、導水路事業)」を当初の計画とは違う目的で進めたいという方針転換だ。 2月14日に突如発表し、会見では、「うみゃあ水を揖斐川からと、まあ目的を変えて、僕は名前も変えないかんと言っとります。まあ、『堀川浄水』でもええんですけど、まあ、そういうようなことでございます」と軽妙に語った。 導水路事業と
名古屋・河村市長、自ら撤退決めた木曽川導水路事業を目的変更し突如復活の謎
【川から考える日本】無駄な事業復活、〈損切り〉できない日本の病理
Premium会員登録のご案内
Premium会員の特典
- プレミアム限定の記事配信
- プレミアム専用記事レイアウト
- 印刷に最適な画面提供