日本がホスト国となっているG7広島サミット(5月19日~21日)に先立ち、外務大臣会合(4月16日~18日)、気候・エネルギー・環境大臣会合(4月15日~16日)が日本国内で相次いで開催され、成果文書が公表された。 今回のG7では首相官邸ホームページで予定や成果文書が1カ所で見られるようになっていて便利だ。両会合の成果文書を紐解いてみよう。 まず外務大臣会合のコミュニケの冒頭において、「自由で開かれたインド太平洋」の重要性がきちんと位置付けられた。 次いで、G7が結束して中国の脅威に対抗することを示した。この意義は大きい。 言うまでもなく、日本はG7の中で最も直接に中国の脅威に晒される。中国が
ウクライナ戦争から何も学んでいないG7、エネルギー危機なのにまだ脱炭素だけ
負けたバクチに倍賭けしても危機は深まり、途上国は離反する
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