防衛省は4月6日、中国海軍の空母「山東」が波照間島の南およそ300kmの海域を東に向かって太平洋上を航行しているのを確認した、と発表した。「山東」は「遼寧」に続いて中国が建造した2隻目の空母で(註:遼寧はウクライナから購入した「ヴァリャーグ」を建造再開して完成させたもの。山東は中国初の国産空母)、公開された写真には、多数の戦闘機が甲板に停まっているのが見える。 目下、「山東」は海上試運転中だと目されているが、実地訓練の重要項目の中に、戦闘機の離着艦訓練があることは確実だろう。 というのも、最先端の戦闘機を操作するパイロットの技術が未だ立ち遅れており、中国はなりふり構わず、パイロットの技術向上に
「高額報酬」に釣られ、中国軍パイロットを鍛える西側の退役軍人たち
高度な操縦技術流出の懸念、対策に追われる欧米政府
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