この3月、ロシアと中国が米ワシントンに新たないら立ちをもたらした。ウクライナなど多くの問題について外交の協調を演出して見せたことがその主な理由だ。 だが、いら立ちはマネーのせいでもある。 中国の習近平国家主席が先日モスクワを訪れた際、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は「ロシアがアジア、アフリカ、および中南米の国々と行う代金決済」に中国人民元を導入すると約束した。 米ドルから人民元に切り替えるというのだ。 しかもこの約束は、急増している中ロ貿易でモスクワが人民元の利用をますます増やし、ロシアの中央銀行の外貨準備に占める人民元の割合も引き上げている最中になされた。 こちらも「有毒な」、つまり米