事故では、荷物を持ったままドアに向った乗客もいたとされており、国交省は、1月12日からジェットスターへの安全監査を実施して避難誘導の状況についても調べてきた。 最終的に当局は、CAたちは「マニュアル通りに対応していた」と業務に問題はなかったと結論づけたが、肝心なことが分かっていない。 この緊急脱出に至ったのは、成田国際空港が爆破予告の電話を受けてから当該機が離陸するまで17分もあったのに、機長やジェットスターに連絡を入れなかったことも一因である。 いったいこの17分間に何をしていたのか。 たしかにテロ予告が本物か偽物かどうかを判断するには時間が必要であろう。しかし、とりあえず安全サイドに立って