千葉県新松戸駅の改札を出ると、青色の看板にスクリーンが設置された派手な店が目に入る。店の名前は「ローズジャンケンケバブ」。ジャンケンで店主に勝てばケバブが無料で大盛りになるという個性的なサービスで人気のウイグル料理店だ。メニューには、串焼きのケバブや水餃子など中国北西部・新疆ウイグル自治区でよく食べられる料理が並ぶ。 この店を経営しているのは、同自治区タチン(塔城)出身のハリマト・ローズ(49)さん。在日ウイグル人団体・日本ウイグル協会副会長で、現在は妻と子どもたちと一緒に日本で暮らしている。 在日ウイグル人は約2000人いるが、ハリマトさんのように顔や本名を明かして取材に応じられる人は少ない
ウイグルの人権侵害、実名証言を続けるケバブ店主が受けた不気味な電話
「多くの人にウイグル問題を知ってもらい、国際社会から圧力を掛けることが重要」
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