2022年2月24日にロシアによるウクライナ侵攻が開始され、縦隊の機甲科部隊がキーウ目指して突進を開始した時、戦車はもう時代遅れではないかという議論が噴出した。 現代の戦闘においては、ドローンや自動追尾機能付加ミサイルの運用に大きく影響されるため、というのがその理由であった。 しかし、この1年間の戦闘からウクライナのような戦場では戦車を中心とする装甲車両が戦線の形勢を逆転させる手段であることが明確になってきている。 このため、米国、英国、ドイツなどが自国保有の戦車をウクライナへ本格的に供給し始めたのである。 一部では供給戦車を使った訓練が隣国ポーランドで開始されたというニュースも見聞される昨今