2022年7月8日、あまりにも突然にこの世を去った安倍晋三元首相。以来、政治と宗教の関係、国葬儀開催の是非を巡る報道が続いたが、政治家 安倍晋三を振り返り議論する機会はまだ少ない。 憲政史上最長政権を生み出した稀代の政治家は、どのようなことを思い悩みながら数々の国論を二分する政治テーマと向き合っていたのか。『安倍晋三 回顧録』(中央公論新社)を上梓した読売新聞特別編集委員の橋本五郎氏に聞いた。(聞き手:長野光、ビデオジャーナリスト) まさか、そのすぐ後にあのような突然の辞任に至るとは思いもしませんでしたので、「回顧録はもう無理かな」と考えていたら、ほどなくして安倍さんから連絡があり、「回顧録を
結局は遺言となった安倍晋三元首相の回顧録は何を語っているのか
読売新聞編集委員が記した、通算在任3188日の首相が抱えた数々の秘密と本音
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