「チャットボット」で世界が沸騰しています。 筆頭は何と言っても2022年11月に公開された「ChatGPT」。たった2か月でアクティブユーザーが1億人を突破し、開発元のオープンAI社は評価額が290億ドルに達しました。 イーロン・マスク氏などをファウンダーとして2015年に設立された同社は、2019年、マイクロソフトから出資を受け、いまや業界の盟主グーグルにとって最大のライバルとなっています。 ご存知のように第3次AIブームに火をつけたのはグーグルの「ネコ」同定でした。 従来の検索エンジンが「自然言語処理」技術に立脚し、記号化された対象を調べていたのに対し、画像から記号を介さず、直接情報を抽出す