何かと物騒な話題や悲惨なニュースが日常茶飯事となっている中で、久々の朗報が、韓国から飛び込んできた。3月6日午前、尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権の朴振(パク・ジン)外相が、「未来志向的な決断」を発表したのだ。「冷え込んだ韓日関係が、事実上放置されてきた。今後は韓日関係を未来志向的に、より高いレベルに発展させていきたい」 前世紀の太平洋戦争中に、日本企業が韓国人労働者を「徴用」したとする問題に関して、2018年に大法院(最高裁判所)から賠償を命じられた日本企業に代わって、韓国政府の傘下にある財団が、原告に対して支払いを行うという。財源は、韓国企業などの寄付で賄うとしている。つまり、「日本側が賠償
韓国が示した徴用工解決案、日本は「評価する」どころか「大歓迎」すべき理由
東アジア「深層取材ノート」(第178回)
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